匿名性は必要なのか?
「ミンブルウィンブル(MinmbleWinble)」がLTC(ライトコイン)とつながるとどうなるか?匿名性が上がります。
世界的には匿名通貨が評価されるのか?
日本では匿名通貨の排除の方向。マネロン対策、不正送金。
ビーム(Beam)」や「グリン(Grin)」と呼ばれる暗号通貨を知っていますか?
これは2019年1月に公式に稼働を開始した暗号通貨です。
完全なプライバシーの確保(秘匿性)を実現できるのが特徴です。
そのベースとなるのが「ミンブルウィンブル(MinmbleWinble)」と呼ばれる技術(プロトコル)です。
今回はそのミンブルウィンブルについて紹介したいと思います。
ミンブルウィンブルとは
ミンブルウィンブルはその出自から匿名性があります。
2016年6月にTom Elvis Jedusorいう匿名の人物によって提案されたプロトコルです。
(ちなみにTom Elvis Jedusor:トム・エルビス・ジェデュソーはフランス語版ハリーポッターのヴァルデモート卿の名前です。)
ビットコインが抱えていたプライバシーとスケーラビリティの問題を解決するための画期的な方法として注目されました。
ミンブルウィンブルプライバシーとスケーラビリティを向上させるためにサイドチェーンや拡張ブロックスキームを活用します。
ビットコインと比べて、保存に必要なデータが1割程度で済むため、速度向上が期待できます。
ちなみにミンブルウィンブルの名称もハリーポッターに出てくる口封じの呪文から取られています。